軽自動車の中でも人気のあるホンダ N-WGN。そのN-WGNの旧型が、なぜ今あらためて注目されて人気が出ているのか気になっていませんか。
ネットで旧型N-WGNの評価を探しつつ、特に旧型N-WGNカスタムのターボ車が持つ加速性能や、使い勝手の良い内装について詳しく知りたい方も多いでしょう。
この記事では、N-WGN旧型が人気である理由を多角的に深掘りします。さらに、おすすめの純正アクセサリーを使った自分好みのカスタマイズ方法まで、購入前に知っておきたい情報を網羅的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント☝️
- 旧型N-WGNが今なお人気を集める理由
- 新型と比較した際の旧型の具体的な魅力
- 購入時にチェックすべきグレードや性能の違い
- 後悔しないための中古車選びのポイント
N-WGN旧型が人気の理由を徹底解説

- 旧型N-WGNの総合的な評価
- 新型とは違う旧型のデザイン
- 魅力的な旧型N-WGNカスタムの内装
- 旧型の燃費性能と経済性
- コスパで選ぶなら旧型がおすすめ
- 充実の安全装備であんしん
旧型N-WGNの総合的な評価

N-WGNの旧型(初代モデル)は、コストパフォーマンスと実用性のバランスが非常に優れた軽自動車として、今なお高い評価を得ています。最大の魅力は、現在の軽自動車市場で見ても十分に通用する基本性能を、手頃な中古車価格で手に入れられる点です。
ホンダならではの信頼性と耐久性の高さも、中古車として選ぶ際の大きな安心材料となります。エンジンやCVTの完成度も高く、街乗りや買い物といった日常的な用途であれば、力不足を感じる場面はほとんどありません。
また、安全性においても、軽自動車として初めて2013年度のJNCAP「ファイブスター賞」を受賞しており、当時の軽自動車としてはトップクラスの安全性能を誇ります。
もちろん、現行モデルに搭載されている最新の「Honda SENSING」と比較すると機能面では劣りますが、「あんしんパッケージ」装着車であれば、現代の交通環境でも安心して運転できるだけの装備が整っています。
旧型N-WGNの評価ポイント
- 手頃な価格で手に入る高いコストパフォーマンス
- 日常使いに十分な走行性能と静粛性
- 当時の軽自動車として最高レベルの安全性
- ホンダブランドがもたらす信頼性と耐久性
これらの理由から、N-WGN旧型は「最新装備にはこだわらないけれど、信頼できてバランスの取れた軽自動車が欲しい」というユーザーにとって、非常に賢い選択肢の一つと言えるでしょう。
新型とは違う旧型のデザイン

N-WGNは、2019年のフルモデルチェンジでデザインコンセプトが大きく変更されました。そのため、旧型と新型ではエクステリアの印象が全く異なります。
どちらが良いというわけではなく、デザインの好みで旧型を選ぶユーザーも少なくありません。
親しみやすさを重視した旧型
旧型N-WGNのデザインは、全体的に丸みを帯びたラインと、少し吊り上がったシャープな大型ヘッドライトが特徴です。親しみやすさの中にもスポーティーな印象を与えるデザインは、特に女性ユーザーからの人気も高く、飽きのこないスタイルとして評価されています。
洗練された印象の新型
一方、現行の新型N-WGNは、直線基調のシンプルなデザインへと変わりました。丸目のヘッドライトが採用され、より落ち着いた「大人っぽい」印象を与えます。エクステリア全体の凹凸が少なくなり、すっきりと洗練されたイメージが強まっています。
デザインは車の印象を決める重要な要素です。旧型のフレンドリーな雰囲気が好きという方もいれば、新型のモダンなスタイルを好む方もいます。これは完全に好みの問題なので、ご自身の感性に合う方を選ぶのが一番ですね。
項目 | 旧型(初代) | 新型(2代目) |
---|---|---|
全体的な印象 | 丸みがあり、親しみやすくスポーティー | 直線的で、シンプルかつ大人っぽい |
ヘッドライト | 大型でシャープな形状 | 円形で可愛らしい形状 |
ボディサイド | キャラクターラインがあり立体的 | フラットで滑らかな面構成 |
魅力的な旧型N-WGNカスタムの内装

旧型N-WGNの中でも特に人気が高いのが、専用の内外装パーツでドレスアップされた「カスタム」モデルです。標準モデルが明るくカジュアルな内装であるのに対し、カスタムはブラックを基調とした上質で落ち着いた空間が広がっています。
シート生地やインパネ周りの質感が標準モデルよりも高められており、軽自動車とは思えないほどの高級感を演出しているのが特徴です。特に、ピアノブラック調のパネルやクロームメッキの加飾が効果的に使われており、所有する満足感を高めてくれます。
もちろん、見た目だけでなく実用性も考えられています。運転席と助手席の間のスペースも広く、豊富な収納スペースが各所に配置されているため、日常の使い勝手も非常に良好です。
標準モデルのブラウンとベージュを基調とした明るい内装も魅力的ですが、シックで引き締まった雰囲気を好むのであれば、カスタムの内装は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
豆知識:標準モデルとカスタムの内装の違い
標準モデルはブラウン×ベージュの2トーンで、明るく開放的な雰囲気が特徴です。
一方、カスタムはブラックで統一され、随所にメッキパーツがあしらわれるなど、スポーティーで上質な空間を目指してデザインされています。
旧型の燃費性能と経済性

旧型N-WGNは、燃費性能の高さも大きな魅力の一つです。
NA(自然吸気)エンジンのFFモデルでは、JC08モードで29.4km/Lという優れた数値を記録しています。これは、当時新開発されたエンジンと効率の良いCVT(無段変速機)の組み合わせによって実現されました。
現行モデルはWLTCモードという、より実走行に近い燃費測定方式が採用されているため、単純な数値比較はできません。しかし、実際の走行環境における燃費では、旧型と新型で劇的な差が出るわけではなく、旧型でも十分に経済的と言えます。
軽自動車であるため、自動車税や任意保険料といった年間の維持費が安い点も大きなメリットです。購入時の車両価格だけでなく、長期的に見たトータルコストを抑えたいユーザーにとって、旧型N-WGNの優れた燃費性能と経済性は非常に心強い味方になります。
注意:燃費計測モードの違いについて
旧型は「JC08モード」、新型は「WLTCモード」で燃費が計測されています。
WLTCモードの方がより厳しい条件で測定されるため、一般的に数値は低く出ます。カタログ燃費を比較する際は、この測定方法の違いを理解しておく必要があります。
コスパで選ぶなら旧型がおすすめ

最新の運転支援システムや快適装備に強いこだわりがなければ、コストパフォーマンスを最優先するなら旧型N-WGNは非常におすすめの選択肢です。最大の理由は、やはり中古車市場での価格がこなれている点にあります。
発売から時間が経過しているため、状態の良い車両でも100万円以下で見つけることが可能です。これは、同程度の状態の新型モデルと比較すると数十万円の価格差になります。この差額を、購入後のメンテナンス費用や、自分好みのアクセサリーを追加する費用に充てることができるのは大きなメリットです。
ホンダのNシリーズは基本設計がしっかりしており、耐久性にも定評があります。そのため、年式が少し古くても、適切なメンテナンスが施されていれば、まだまだ長く安心して乗り続けることができます。
「良いクルマを、できるだけ安く手に入れたい」という賢明な消費者にとって、旧型N-WGNはまさにうってつけの一台と言えるでしょう。
充実の安全装備であんしん

旧型N-WGNは、発売された当時としては非常に先進的な安全装備を備えていた点も、人気の理由の一つです。特に、「あんしんパッケージ」が装備されたグレードを選べば、現代の交通事情でも安心感の高いドライブが可能です。
このパッケージには、主に以下の安全機能が含まれています。
- シティブレーキアクティブシステム:約30km/h以下での追突事故のリスクを軽減する低速域衝突軽減ブレーキと、ペダルの踏み間違いによる誤発進を抑制する機能です。
- サイドエアバッグ+サイドカーテンエアバッグ:側面衝突時に乗員の頭部や胸部への衝撃を和らげるエアバッグシステムです。
これらの装備が評価され、前述の通り、旧型N-WGNは2013年度の自動車アセスメント(JNCAP)において、軽自動車で初めて最高評価である「ファイブスター賞」を獲得しました。これは、旧型N-WGNの安全性の高さが客観的に証明されている証拠です。
中古車を選ぶ際には、この「あんしんパッケージ」が装備されているかどうかを一つの判断基準にすることを強くおすすめします。
N-WGN旧型が人気!購入前のチェック点

- 旧型N-WGNカスタムターボの加速性能
- おすすめの純正アクセサリーとカスタム
- 人気のボディカラーバリエーション
- 中古車選びで失敗しないポイント
- まとめ:旧型のN-WGNが人気?その理由は
旧型N-WGNカスタムターボの加速性能

日常の街乗りがメインであればNA(自然吸気)エンジンでも十分ですが、高速道路を頻繁に利用したり、坂道の多い地域にお住まいだったりする方には、ターボエンジン搭載モデルが断然おすすめです。特に旧型N-WGNカスタムのターボモデルは、その力強い加速性能に定評があります。
最高出力64馬力を発生するターボエンジンは、アクセルを踏み込むと軽自動車とは思えないほどのスムーズで余裕のある加速を見せます。高速道路での合流や追い越し、急な上り坂でもストレスを感じることはほとんどありません。
車重が比較的軽いN-WGNとの相性も良く、キビキビとした軽快な走りを楽しむことができます。
ターボ車は燃費が少し悪くなるというデメリットはありますが、それを補って余りある運転の快適さと安心感が得られます。特に、大人数で乗る機会が多い方や、走りに余裕を求める方には、ターボモデルの試乗をぜひおすすめしたいですね。
中古車市場でもターボモデルは人気が高いため、NAモデルより少し価格は高くなる傾向にありますが、その価値は十分にあると言えるでしょう。
おすすめの純正アクセサリーとカスタム

旧型N-WGNは、ホンダの純正アクセサリーが豊富に用意されていたため、購入後に自分好みにカスタマイズする楽しみもあります。
中古車でも、これらのパーツを後から装着したり、既に装着されている車両を探したりすることが可能です。
エクステリアのカスタム
外観の印象を大きく変えるなら、フロントグリルの交換が効果的です。
標準のグリルからメッキ調のグリルや、スポーティーなデザインのグリルに変更するだけで、顔つきが引き締まります。また、足元のおしゃれとして、デザイン性の高いアルミホイールに交換するのも人気のカスタムです。
インテリアのカスタム
内装では、インパネ周りのパネルを木目調やカーボン調のものに変更するだけで、雰囲気をガラリと変えることができます。また、シートカバーを装着すれば、内装の保護とドレスアップを両立できます。
他にも、LEDのルームランプに交換して室内を明るくしたり、収納を増やす便利なアイテムを追加したりと、アイデア次第で快適な空間を作り出すことが可能です。
無限(M-TEC)パーツも選択肢に
ホンダ車専門のカスタムパーツブランド「無限」からも、旧型N-WGN用のエアロパーツやアルミホイールなどがリリースされていました。
よりスポーティーで個性的な一台に仕上げたい方は、無限パーツが装着された中古車を探してみるのも面白いでしょう。
人気のボディカラーバリエーション

旧型N-WGNは、多彩なボディカラーが設定されていたのも魅力の一つです。中古車市場で特に人気が高く、リセールバリュー(再販価値)も期待できるのは、やはり定番のカラーです。
- プラチナホワイト・パール:清潔感と高級感を両立した定番のパールホワイト。年代や性別を問わず最も人気が高いカラーです。
- クリスタルブラック・パール:引き締まった印象を与えるブラック。カスタムモデルとの相性も抜群で、精悍な雰囲気を演出します。
- ルナシルバー・メタリック:傷や汚れが目立ちにくく、手入れがしやすいことから根強い人気を誇るシルバー系カラーです。
これらの定番色以外にも、「ミラノレッド」のような鮮やかな色や、「プレミアムアガットブラウン・パール」といった落ち着いた深みのある色も設定されていました。
個性的なカラーを選ぶことで、他の人と被らない自分だけの一台を見つける楽しみもあります。
ただし、個性的な色は定番色に比べて中古車市場での流通量が少ない傾向にあるため、希望のカラーを見つけるには少し根気が必要かもしれません。
中古車選びで失敗しないポイント

魅力の多い旧型N-WGNですが、中古車で購入する際にはいくつか注意すべきポイントがあります。後悔しないために、以下の点を必ずチェックしましょう。
あんしんパッケージの有無
前述の通り、旧型N-WGNの安全性能を語る上で「あんしんパッケージ」は欠かせない装備です。
特にファミリーでの使用を考えている場合は、このパッケージが装備されているかどうかを最優先で確認してください。装備の有無は、車両情報や販売店のスタッフに聞けばすぐに分かります。
年式と走行距離のバランス
中古車の基本ですが、年式と走行距離のバランスは重要です。
一般的に、年間の走行距離は1万kmが目安とされています。例えば、5年落ちの車両であれば走行距離5万km前後が標準的です。
極端に走行距離が多い車両は各部の消耗が進んでいる可能性があり、逆に年式の割に走行距離が少なすぎる車両も、長期間動かしていなかったことで逆に不具合が出やすくなっている場合があるため注意が必要です。
内装の状態
軽自動車は日常の足として使われることが多いため、内装に汚れや傷、シミ、タバコの臭いなどが残っている場合があります。
特にシートの状態は念入りにチェックしましょう。清潔感は快適なカーライフに直結します。可能であれば、第三者機関による車両状態評価書が付いている車両を選ぶと、より安心して購入できます。
信頼できる販売店選びが最も重要
結局のところ、最も大切なのは信頼できる販売店で購入することです。
ホンダのディーラーが運営する認定中古車(U-Select)は、質の高い車両が多く、保証も手厚いため安心感が高い選択肢です。価格だけでなく、保証内容やアフターサービスも含めて総合的に判断しましょう。
まとめ:旧型のN-WGNが人気?その理由は
最後に記事の内容をまとめます☝️
- 旧型は手頃な価格で高いコストパフォーマンスを誇る
- 丸みを帯びた親しみやすいエクステリアデザインが魅力
- カスタムモデルはブラック基調の上質な内装を持つ
- 優れた燃費性能で日々の維持費を抑えることができる
- ターボモデルは高速道路でも快適な加速性能を発揮
- 当時の軽自動車としてトップクラスの安全性能を備える
- 安全性を重視するなら「あんしんパッケージ」搭載車が必須
- 街乗りに十分な走行性能と高い静粛性を両立
- ホンダならではの信頼性と耐久性の高さで安心
- 豊富な純正アクセサリーで自分好みにカスタマイズ可能
- 中古車市場での流通量が多く希望の仕様を探しやすい
- 購入時は年式と走行距離のバランスを見極めることが重要
- シートの汚れや臭いなど内装のコンディションは必ずチェック
- 現行モデルのような最新の運転支援機能は搭載されていない
- 総合的に見て価格と性能のバランスが取れた魅力的な一台