【不安解消】エブリイワゴンの乗り心地は悪い?後悔する前に知るべき原因と対策

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こんにちは。軽自動車とは思えない圧倒的な積載能力と、大人が足を伸ばして寝られるほどの広大な車内空間が魅力のスズキ・エブリイワゴン。

アウトドアブームの後押しもあり、今やファミリーカーとしても絶大な人気を誇っていますが、いざ購入を真剣に検討したり、ディーラーで試乗してみたりすると、インターネット上の口コミや掲示板で散見される「エブリイワゴンの乗り心地は最悪」「跳ねすぎて疲れる」といったネガティブな評判が、どうしても気になってしまう方も多いのではないでしょうか。

「商用バンをベースにしている以上、ある程度の悪さは仕方がないことなのか?」
「それとも、何か効果的な改善策が存在するのか?」

これは、エブリイワゴンを検討する上で避けては通れない、非常に悩ましいポイントですよね。この車のユニークな特性に強く惹かれつつ、なぜこれほどまでに評価が分かれてしまうのか、そして本当に家族を乗せて快適に移動できるのか、徹底的に調べてきました。

この記事では、多くのユーザーが抱える疑問や不安を解消するために、なぜ乗り心地が悪く感じてしまうのかという構造的な根本原因から、誰でも実践できる劇的な改善カスタムまで、私の視点を交えて分かりやすく、かつ深掘りして解説していきます。

この記事のポイント☝️

  • なぜエブリイワゴンの乗り心地は「悪い」と断言されてしまうのか、その物理的・構造的な理由
  • 永遠のライバルであるダイハツ・アトレーや、人気のN-BOXと乗り比べた際の決定的な違い
  • 購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために知っておくべき、ユーザーの向き不向き
  • タイヤ選びやサスペンション交換など、費用対効果の高い具体的な改善策とリアルな予算感
目次

エブリイワゴンの乗り心地が悪い根本的な原因

「荷物が魔法のようにたくさん積めて便利」という、他の車種では代替できない最強のメリットの裏側には、どうしても犠牲にしなければならない快適性の問題が構造的に隠れています。

ここでは、なぜエブリイワゴンの乗り心地についてこれほどまでにネガティブな意見が出るのか、その根本にある構造や物理的な要因について、工学的な視点も少し交えながら深掘りしていきましょう。

突き上げがきつい構造的理由

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まず、エブリイワゴンに乗った瞬間に多くの人が感じる、あのお尻に響くような「突き上げ感」ですが、これはサスペンションの硬さや味付け以前に、この車が採用している「キャブオーバー」という車体の基本レイアウトそのものに最も大きな原因があります。

一般的な乗用車(ミニバンやSUVを含む)は、前輪の車軸(フロントアクスル)よりも後方に運転席が配置されています。

これを「セミキャブオーバー」や「ボンネットバン」と呼びますが、この構造の最大のメリットは、タイヤが段差を乗り越えた際の衝撃が、一度サスペンションとボディフレーム(バルクヘッド周辺)で吸収・減衰されてから、時間差でドライバーに伝わる点にあります。
つまり、衝撃源と着座位置の間に物理的な距離とクッションが存在するのです。

しかし、エブリイワゴンのような完全なキャブオーバー車は、エンジンの真上に運転席があります。さらに決定的なのがタイヤの位置関係です。
詳しく見てみると、運転席と助手席は、まさにお尻の下に前輪(フロントタイヤ)がある状態で座っていることに気づくはずです。これは、トラックやバスと同じ構造です。

このレイアウトの何が問題かというと、路面の段差、マンホールの突起、橋の継ぎ目などをタイヤが踏んだその瞬間の衝撃が、サスペンションマウントを通じて、シートレール、そして座面へと、ほとんど減衰されることなくダイレクトに突き上げてくる点です。

一般的な乗用車なら「トン」といなされる段差でも、エブリイワゴンでは「ドスン!」という鋭い入力として脊椎に響きます。
これはサスペンションをどれだけ柔らかくしても、物理的な位置関係が変わらない限り、完全には解消できない宿命的な特性なのです。

ポイント
ボンネットがある乗用車と違い、タイヤの真上に座るキャブオーバー型のエブリイは、路面からの衝撃がクッションとなるボディを介さずに、ダイレクトに身体に届きやすい構造になっています。(出典:スズキ株式会社『エブリイワゴン 主要諸元表』

ライバルのアトレーと乗り心地を比較

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エブリイワゴンの購入を検討する際、必ずと言っていいほど比較対象に挙がるのがダイハツの「アトレー」です。カタログスペックや車体サイズは瓜二つの両車ですが、実は乗り心地に関しては、メーカーの設計思想の違いにより明確なキャラクターの不一致が存在します。

市場の評価や、実際に両車を乗り継いだユーザーの声を総合すると、「乗り心地のアトレー、積載とタフネスのエブリイ」という図式が、軽ワンボックス界では長年の定説となっています。

アトレーは伝統的に、商用バン(ハイゼットカーゴ)をベースとしながらも、ワゴンモデルに関しては乗用車ライクな足回りのセッティングを施すことに強いこだわりを持っています。

具体的には、サスペンションのストロークを確保し、初期入力を柔らかくいなすようなチューニングがなされており、段差を越えた際の突き上げの角(カド)を丸めるのが非常に上手です。
乗った瞬間に「あ、軽乗用車っぽいな」と感じさせるしなやかさがあります。

一方でエブリイワゴンは、スズキらしく「働く車」としての実用性、耐久性、そしてコストパフォーマンスを最優先に設計されています。荷物を満載にした状態でも車体が沈み込みすぎないよう、あるいは悪路を走っても底付きしないよう、バネレート(スプリングの硬さ)が高めに設定されている傾向があります。

そのため、空車(荷物を積んでいない状態)で乗ることが多い一般ユーザーにとっては、どうしても足回りが「硬い」「ゴツゴツする」「バンっぽい」と感じられがちです。
アトレーと乗り比べると、エブリイの方が路面の細かな凹凸やザラつきを正直に拾ってしまい、車体全体が小刻みに揺すられる印象を持つ方が多いでしょう。

N-BOXと比較して跳ねる理由

最近は「室内が広い軽自動車が欲しい」というニーズから、N-BOXやスペーシア、タントといった「FFスーパーハイトワゴン」と比較検討されるケースも非常に増えています。
しかし、これらの車種とエブリイワゴンを「同じ軽自動車」という括りで比較し、試乗もせずに乗り換えてしまうと、正直なところその乗り心地の格差に愕然とすることになります。

N-BOXなどの乗用車ベース(FFレイアウト)の車は、最初から「人を快適に運ぶこと」を最優先にプラットフォームが設計されています。
低床フロアによる低重心化、乗り心地を重視した独立懸架式サスペンション(フロント)、そして静粛性の高いボディ構造など、すべての要素が快適性のために費やされています。

対してエブリイワゴンは、以下の2点が構造的に決定的に異なります。

  • リジッドアクスル式サスペンション(リア):
    エブリイのリアサスペンションは、左右のタイヤが1本の太い車軸(ホーシング)で剛結されている「車軸式(リジッドアクスル)」を採用しています。これは頑丈さでは最強ですが、乗り心地においては不利です。片側のタイヤが段差を踏んで持ち上がると、車軸を通じて反対側のタイヤや車体全体まで強制的に傾いてしまうため、常に車体が左右に揺すられる(横揺れ)挙動が発生します。
  • 重心高とロール剛性のトレードオフ:
    エブリイは全高が1.9m近くあるにもかかわらず、タイヤの幅(トレッド)は軽規格の制限で狭いままです。この縦長なプロポーションでカーブを曲がる際、転倒を防ぐためには、サスペンションを硬くして車体の傾き(ロール)を物理的に抑え込むしかありません。

この「左右一体で揺れてしまう」構造と、「倒れないようにガチガチに固められた足回り」の組み合わせが、特に一人乗りの時などに、ポンポンと落ち着きなく跳ねるような挙動(ピッチング)を生んでしまうのです。

これは物理法則上、避けては通れない現象と言えます。

買って後悔するユーザーの特徴

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誤解のないように言っておきますが、エブリイワゴンは独自の魅力に溢れた素晴らしい車です。しかし、その特性があまりにも尖っているため、誰にでも手放しでおすすめできる万能選手ではありません。

特に以下のような車歴やニーズを持つ方は、購入後に「失敗した」「こんなはずじゃなかった」と感じて早期に手放してしまうリスクが非常に高いです。

こんな方は要注意:購入前に要確認

  • ダウンサイジング組:
    アルファード、ヴォクシー、プリウス、あるいはセダンなどの登録車(普通車)から乗り換える方。これらの車が持つ重厚な乗り味、遮音性、振動の少なさは、軽キャブオーバーには望むべくもありません。「維持費を下げたい」という一心だけで乗り換えると、毎日の運転における疲労度の違いに驚くことになります。
  • 最新快適装備・ADAS重視派:
    最新の運転支援システム(ACCやレーンキープアシスト)の性能や、静寂に包まれた車内空間を何よりも重視する方。設計年次の古いエブリイは、風切り音やエンジン音の侵入が大きく、高速道路での快適性は最新のスーパーハイトワゴンに数段劣ります。

これまで普通車に乗っていた感覚、あるいは最新のN-BOXに乗った感覚のままでエブリイに乗り換えると、お尻の下から響くエンジンの振動、高速道路での会話を阻害するロードノイズ、そして突き上げ感のギャップに耐えられない可能性があります。

「軽自動車だから維持費が安い」「荷物が積める」というスペック上のメリットだけで飛びつくのではなく、この「粗削りな乗り味」を許容できるか、あるいは楽しめるかどうかが、後悔しないための分水嶺となります。

後部座席で車酔いする要因

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ファミリーユースで検討しているお父さんにとって、「パパ、この車気持ち悪い…」と後部座席のお子さんに言われてしまうことほど辛いことはありません。しかし残念ながら、エブリイワゴンの後部座席は構造上、車酔いを誘発しやすい悪条件がいくつか揃ってしまっています。

まず、前述した「リジッドアクスル」の影響がリアシートではさらに顕著になります。後輪の車軸のほぼ真上に座席があるため、前席以上に路面の突き上げをダイレクトに受けます。さらに悪いことに、リジッド特有の「横揺れ」は、車体の後方に行けば行くほど増幅される傾向があります。

路面のうねりに合わせて、身体が常に左右にゆらゆらと揺さぶられ続けるため、三半規管が弱い子供や女性にとっては非常に過酷な環境となり得ます。

加えて、NVH(騒音・振動・ハーシュネス)の問題もあります。エブリイワゴンはエンジンが前席下にありますが、駆動力を後輪に伝えるためのプロペラシャフトやデファレンシャルギアが床下で回転しており、そこからの微細な振動やノイズ(こもり音)がフロアを通じて伝わってきます。
また、薄い鉄板一枚を隔てて熱源があるため、夏場は座面や足元からの熱気も不快指数を上げる要因となります。

「視点が高くて見晴らしが良い」というメリットはあるものの、家族での長距離ドライブ、特に山道や高速道路での移動をメインに考えている場合は、純正のままでは家族から不満が出る可能性が高いです。

後述するサスペンション交換やデッドニングといった改善策を取り入れることが、家族の平和を守るための必須条件と言えるかもしれません。

エブリイワゴンの乗り心地が悪い点の改善策

ここまで、エブリイワゴンのネガティブな側面ばかりを強調してしまいましたが、ここで読むのを止めないでください。安心してください。エブリイワゴンの乗り心地は、決して「変えられない運命」ではありません。

むしろ、商用車ベースの簡素な作りだからこそ、「手を加えれば加えるほど、劇的に良くなる」のがこの車の最大の面白さであり、ポテンシャルなのです。
ここからは、不満点を解消し、快適なツアラーへと変貌させるための実践的な改善策を、効果の高い順にご紹介します。

おすすめタイヤ交換での変化

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乗り心地改善の第一歩として、一番手っ取り早く、かつ誰でも確実に効果を体感できるのが「タイヤ交換」です。実は、新車時に装着されている純正タイヤは、燃費性能やメーカーのコストダウンを最優先した「エコタイヤ」や「バン用タイヤに近い銘柄」であることが多く、サイドウォール(タイヤの側面)が硬めで、ロードノイズも盛大に発生する傾向があります。

これを、いわゆる「コンフォートタイヤ(快適性重視タイヤ)」に交換するだけで、車の性格は激変します。ガチガチだった路面への当たりが、「トン…」というマイルドな感触に変わり、まるでサスペンションを交換したかのような衝撃吸収性を得ることができます。

推奨タイヤ銘柄の具体例と特徴

  • ブリヂストン REGNO(レグノ)GR-Leggera:
    「軽自動車にレグノなんて贅沢だ」と言われることもありますが、エブリイにこそ装着すべき最高峰のタイヤです。路面からの微細な振動を吸収する性能が圧倒的で、特に「ゴー」という不快なロードノイズが劇的に低減します。まるで絨毯の上を走っているかのような上質な感覚に近づきます。価格は高めですが、長く乗るなら間違いなく最高の投資です。
  • グッドイヤー EfficientGrip Comfort:
    みんカラなどのレビューサイトでも、エブリイオーナーから絶大な支持を得ているタイヤです。純正からの交換で「突き上げが明らかに減った」「高速道路での直進安定性が増した」という報告が多数あります。レグノよりも実勢価格が安く、コストパフォーマンスを重視する方には最適な選択肢です。

インチダウンによるリスク

乗り心地を柔らかくしたい一心で、「タイヤのゴム(サイドウォール)を分厚くすれば、クッション性が良くなるはず」と考え、ホイールのサイズを純正の14インチから13インチ、あるいは12インチへ「インチダウン」するカスタムを検討する方もいます。オフロード系のカスタムで、肉厚なブロックタイヤを履かせるスタイルも人気ですね。

確かに、タイヤの中の空気の層(エアボリューム)が増えるので、路面からの当たり自体は柔らかくなります。
しかし、快適性と安全性のバランスという観点からは、私は安易なインチダウンをあまりおすすめしません。その最大の理由は、タイヤの「剛性」不足による走行安定性の悪化です。

ただでさえ背が高く、横風の影響を受けやすいエブリイワゴンです。そこで足元のタイヤを小径化してフニャフニャにしてしまうと、高速道路での車線変更や、強風時の橋の上などで、車体がゆらゆらと不安定になり、ハンドル修正に追われることになります。
「乗り心地は柔らかくなったけど、怖くてスピードが出せない」となってしまっては本末転倒です。

家族の安全を守るためにも、基本的には純正サイズ(165/60R14)をキープしつつ、質の良い国産コンフォートタイヤを履くのが、安全性と快適性のベストバランスだと断言できます。

サスペンション交換の効果

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タイヤ交換で路面への「当たり」を柔らかくしたら、次に取り組むべきは、車体の「揺れ」そのものを制御することです。エブリイ特有の、段差を越えた後にいつまでも車体がフワフワ・ユラユラと揺れ続ける現象(バウンシング)を解消するには、スプリングではなく、ショックアブソーバー(ダンパー)の交換が不可欠です。

純正のショックアブソーバーは、コストの制約もあり、揺れを収束させる力(減衰力)が全体的に低め、特に「伸び側」の力が弱く設定されていることが多いです。
そのため、バネが縮んだ後に勢いよく伸びようとする力を抑えきれず、車体が上下動を繰り返してしまうのです。

これを社外品の高性能ダンパーに交換することで、段差に乗った瞬間の「ドカン!」という突き上げはスムーズにいなしつつ、その直後の「お釣り」のような揺れ返しを「ビシッ」と一発で止めることができるようになります。

これにより、車体姿勢が常にフラットに保たれ、視線のブレがなくなるため、運転の疲れや同乗者の車酔いが劇的に軽減されます。

KYB製ショックアブソーバーの価格

では、数あるサスペンションパーツの中で、具体的に何を選べばいいのでしょうか。エブリイオーナーの間で、もはや「国民的定番」「鉄板」と言われているのが、サスペンションメーカーの最大手、KYB(カヤバ)の「NEW SR SPECIAL」です。

この製品が優れている点は、サーキットを走るようなガチガチのスポーツ走行用ではなく、あくまで「ノーマル形状で、普段使いの快適性と安定性をアップさせる」ことに特化して開発されている点です。

純正比で減衰力を適度にアップ(例:伸び側125% / 縮み側115%程度)させており、乗り心地を悪化させずにシャキッとした走り心地を実現します。具体的な導入費用の目安は以下の通りです。

項目概算費用(税込)備考・効果
リアショック (2本)約 17,000円後ろの突き上げ・横揺れ対策ならこれだけでも効果絶大。DIY交換も比較的容易。
フロント・リア (1台分)約 42,000円ノーズダイブ(ブレーキ時の沈み込み)も抑制され、全体のバランスが整う推奨セット。
ショップ取り付け工賃20,000円〜30,000円店舗により変動。アライメント調整を行う場合は別途費用が必要。

部品代と工賃を合わせて総額7〜8万円ほどの投資になりますが、これにより「別の車に乗り換えた」と錯覚するほど挙動が落ち着きます。
家族からの「揺れる」「酔う」というクレームに悩んでいるなら、タイヤ交換と並んで、絶対に後悔しないコストパフォーマンスの高いカスタムだと言えます。

うるさい車内へのデッドニング

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最後に紹介するのは、振動ではなく「音」からのアプローチです。人間は不思議なもので、耳から入ってくる情報(騒音)が不快だと、実際の振動以上に乗り心地を「悪い」「安っぽい」と感じてしまう傾向があります。

特にエブリイワゴンは、座席のすぐ下にエンジンがあり、ボディの鉄板も薄いため、熱と音の侵入が激しい車です。

そこで非常に効果的なのが「デッドニング(制振・防音施工)」です。車の鉄板に制振材(ブチルゴムやアルミシート)を貼り付け、その上から吸音材や断熱材を施工することで、不快な共振やノイズをシャットアウトします。

優先して施工すべきポイント

  • エンジンフード(フロントシートの下):
    ここが最重要ポイントです。エンジンフードの裏側や、座席下のフロアパネルに断熱材入りの制振シートを貼るだけで、お尻の下から上がってくる熱気と、「ギャー」という高周波のエンジンノイズを大幅にカットできます。会話の明瞭度が格段に上がります。
  • ルーフ(天井):
    エブリイの天井は面積が広いため、雨が降ると「バラバラバラ!」と盛大に音が響きます。ここに制振材と断熱材を入れることで、雨音が「コツコツ」という落ち着いた音に変わり、さらに真夏の直射日光による頭上の熱気も防いでエアコンの効きを良くするダブルの効果があります。

これらの施工は、専門ショップに依頼すると数万円〜十万円単位の費用がかかりますが、材料をネット通販で購入してDIYで施工すれば、数万円の材料費だけで済みます。
週末に少しずつ自分の車を静かにしていく作業は、愛着も湧きますし、効果を体感しやすいので非常におすすめの「大人の工作」です。

エブリイワゴンの乗り心地は悪いが改善可能

長くなりましたが、まとめに入りたいと思います。
ノーマルの(吊るしの)状態で比較すると、確かにエブリイワゴンの乗り心地は、現代の基準から見れば「悪い」部類に入ると認めざるを得ません。最新の乗用車ベースのワゴンと比べれば、設計の古さ、リジッドアクスルの限界、商用車ベースのネガティブな面は見劣りします。

しかし、エブリイワゴンにはそれを補って余りある圧倒的な積載能力、タフネスさ、そして「手を加えれば自分好みの理想の車に育つ」という無限のポテンシャルがあります。

車両本体価格がN-BOXやスペーシアのトップグレードと比較して少し抑えられている分、その浮いた予算(10万〜20万円程度)を、今回ご紹介した「コンフォートタイヤ」「高性能ダンパー」「デッドニング」に充当してみてください。

そうすることで、最強のユーティリティを持ちながら、家族も納得する快適な移動空間を両立させた、世界に一台だけの相棒が出来上がります。
「乗り心地が悪いからダメな車だ」と切り捨てるのではなく、「少し手を入れて、快適な相棒に育て上げよう」というポジティブな視点で付き合えば、これほど頼もしく、遊び心を刺激してくれる車は他にないと思いますよ。

ぜひ、あなただけのエブリイライフを、工夫しながら楽しんでくださいね。

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