トヨタの最高級ミニバンである40系アルファードのエグゼクティブラウンジを中古で探しているという方も多いのではないでしょうか。新車の納期が非常に長くなっている今、即納可能な中古車市場に注目が集まっています。
特にモデリスタのエアロを装着した車両や、内装の質感にこだわった個体は人気が高く、価格相場も新車価格を超えるプレミア状態が続いていますね。リセールバリューやハイブリッドの燃費など、気になるポイントも多いはずです。
この記事では、私が実際に調べた情報を基に、現在の市場動向や購入時に知っておくべき注意点を詳しく解説していきます。
この記事のポイント☝️
- 新車価格を超える中古車相場の背景と即納の価値
- エグゼクティブラウンジ専用装備の快適性と機能性
- 将来的なリセールバリューを高めるための推奨仕様
- 購入前に確認すべき保証継承や車両状態のポイント
40系アルファードのエグゼクティブラウンジ中古相場の実態

ここでは、新車供給の遅れが続く中で形成されている独特な中古車市場の現状について解説します。なぜこれほどまでに価格が高騰しているのか、そして具体的にどのような車両が流通しているのかを詳しく見ていきましょう。
プレミア価格と相場の動向

皆さんもご存知の通り、40系アルファードのエグゼクティブラウンジは、2023年6月のフルモデルチェンジ以降、凄まじい人気を集めています。しかし、世界的な半導体不足や部品供給網の混乱が尾を引いており、新車の注文から納車までにはグレードによって数ヶ月から1年以上、エグゼクティブラウンジに至ってはさらに長い時間を要する状況が続いています。一部の販社では受注自体が停止されていたり、抽選販売になっていたりと、新車で手に入れること自体が非常にハードルが高いのが現実です。
私が市場を調査したところ、この「圧倒的な需要」と「限られた供給」のバランスが崩れていることで、中古車市場には特異な価格形成が起きています。通常、車は登録された瞬間から価値が下がり始めるものですが、40系エグゼクティブラウンジに関しては例外中の例外です。新車定価(ハイブリッドE-Fourで約872万円〜)に対して、中古車市場での取引価格は900万円台後半から、条件が良い個体では1400万円台に達することも珍しくありません。
「中古車に新車以上の大金を払うなんて」と感じる方もいるかもしれませんが、この価格差は、まさに「時間を買うための対価」として市場に受け入れられています。特にこのクラスの車を購入する層には、企業の役員車やVIPの送迎用として「今すぐこの車が必要」という法人顧客が多く含まれています。
企業会計上、1000万円を超えるような車両購入費は減価償却の対象となり、利益圧縮効果が見込めるため、数百万円のプレミアムを支払ってでも即納車を確保することに経済的な合理性を見出しているケースが多いのです。このように、単なる投機的な動きだけでなく、確固たる「実需」がこの高値相場を下支えしているのが現状と言えます。
市場価格高騰の主な要因
法人などの「今すぐ必要な役員車」としての需要が極めて強く、経費計上の観点やビジネス機会の損失を防ぐ目的から、多少のプレミア価格を支払ってでも即納車を確保しようとする動きが活発です。これにより、需要過多の状態が続き、相場が高止まりしています。
また、海外市場、特にアジア圏でのアルファード人気も無視できません。輸出規制が解除されるタイミングを見越した投資的な買いも入っており、これらが複合的に絡み合って、現在のプレミア相場を形成しているのです。
内装の質感とエグゼクティブシート

40系アルファードのエグゼクティブラウンジを選ぶ最大の理由、それは間違いなく2列目シート「エグゼクティブラウンジシート」の圧倒的な快適性にあります。30系も素晴らしかったですが、40系ではTNGA(GA-Kプラットフォーム)の採用に合わせて、シートの骨格からクッション材に至るまで完全新設計が行われ、その完成度は「移動する高級ラウンジ」の名に恥じないレベルに到達しています。
まず、実際にシートに座ってみて感動するのが、表皮に使用されている「プレミアムナッパ本革」の質感です。しっとりと肌に吸い付くような柔らかさがありながら、長時間の着座でも姿勢が崩れない適度な反発力を持っています。しかし、真の凄さは目に見えない内部構造にあります。
シートフレームとクッションの間に防振ゴムを配置するフローティング構造を採用することで、フロアから伝わる微細な振動を物理的に遮断しているのです。これにより、走行中の不快な振動が乗員の体に伝わるのを劇的に低減し、「魔法の絨毯」とも評される滑らかな乗り心地を実現しています。
至れり尽くせりの快適機能
機能面でも妥協はありません。電動で480mm以上のスライドが可能なパワーロングスライド、大柄な男性でも足を完全に伸ばせる伸縮機構付きパワーオットマンはもちろんのこと、特筆すべきはオットマンにもヒーター機能が内蔵されている点です。冬場などの冷えやすい時期でも、足先から温まることができるのは本当にありがたいですよね。
さらに、「リフレッシュシート」と呼ばれるマッサージ機能も進化しています。内蔵されたエアブラダー(空気袋)の膨張・収縮制御がより緻密になり、プロのマッサージ師のような「揉み」と「叩き」をリアルに再現しています。仕事で疲れた移動中にこの機能を使えば、目的地に着く頃には心身ともにリフレッシュできているはずです。
リアマルチオペレーションパネルの機能
40系の象徴的な装備の一つが、2列目アームレストに収納された脱着可能なタッチパネル式コントローラー「リアマルチオペレーションパネル」です。スマートフォンのような操作感で、以下の機能を一括管理できます。
- シートのリクライニング、スライド、オットマン調整
- リラクゼーション(マッサージ)機能の操作
- エアコンの温度・風量設定
- オーディオの選曲・音量調整
- ルーフシェードの開閉
- アンビエントライト(64色)の色調変更
これを手元で操作できるのは、まさにVIP気分ですね。
また、エンターテインメントシステムも充実しています。天井には14インチの大型ディスプレイが格納されており、HDMI入力やMiracastに対応しているため、移動中にスマホやPCを接続して映像を楽しんだり、ビジネス資料を確認したりすることも可能です。15個のスピーカーを備えたJBLプレミアムサウンドシステムと相まって、車内は極上のプライベートシアターへと変貌します。
ハイブリッドの実燃費と経済性

「1000万円級の高級車に乗るのに燃費を気にするなんて」と思われるかもしれませんが、維持費は安いに越したことはありませんし、何より航続距離の長さはロングドライブの快適性に直結します。40系エグゼクティブラウンジの主力パワートレインは、高い熱効率を誇る2.5Lダイナミックフォースエンジン(A25A-FXS)と、第4世代THS IIハイブリッドシステムの組み合わせです。
このシステムは、システム最高出力250ps(184kW)を発揮しながら、カタログ燃費(WLTCモード)で16.7km/L〜17.5km/Lという数値を叩き出しています。車両重量が2.2トンを超える、空気抵抗も大きいミニバンでこの数値は、冷静に考えて驚異的です。
私が実際にオーナーの声や試乗データを調査したところ、実用燃費に関しても非常に優秀であることがわかりました。ストップ&ゴーの多い市街地走行でも12〜14km/L程度はコンスタントに記録し、信号の少ない郊外や高速道路での巡航であれば、16km/L〜18km/L近くまで伸びることも珍しくありません。先代の30系ハイブリッドと比較しても、約10〜15%程度の燃費向上が体感できるレベルです。
E-Fourによる走行性能と経済性の両立
また、40系のハイブリッドモデルはE-Four(電気式4WD)が基本となりますが、このリアモーターの出力が強化されている点も見逃せません。滑りやすい路面での発進アシストだけでなく、ドライ路面でのコーナリング時にも積極的に後輪を駆動させることで、巨大な車体を感じさせないスムーズな旋回性能を実現しています。走りの質を高めながら燃費も良い、まさに死角なしのシステムです。
さらに経済面で嬉しいのが、使用燃料が「レギュラーガソリン仕様」であることです。輸入車の高級ミニバン(Vクラスなど)の多くがハイオク指定であることを考えると、ガソリン単価でリッターあたり10円以上の差が出るのは、長く乗れば乗るほど大きなメリットになります。
燃料タンク容量は60L確保されていますので、実燃費15km/Lで計算すれば、満タンでの航続距離は900kmに達します。東京から大阪まで無給油で往復することも不可能ではないレベルであり、給油の手間が減ることは、忙しいエグゼクティブにとって「時間の節約」という大きな価値にもつながります。
40系アルファードの正確な燃費数値や諸元データについては、メーカーの公式情報をご確認ください。
(出典:トヨタ自動車『アルファード 主要諸元表』)
モデリスタ装着車の市場価値

中古車検索サイトで「40 アルファード エグゼクティブラウンジ」を検索していると、ひときわ目を引くのが「モデリスタ(MODELLISTA)」のエアロパーツを装着した車両です。そして、それらの車両価格が、ノーマル車に比べて明らかに高い設定になっていることに気づくはずです。これには明確な理由があります。
モデリスタのエアロパーツ、特にフロントスポイラー、サイドスカート、リヤスタイリングキットからなる「REGAL DIGNITY STYLE」などのフルキットは、アルファードの持つ押し出しの強さをさらに強調し、圧倒的な存在感を演出してくれます。しかし、単にかっこいいから高いというだけではありません。最大の要因は、海外市場での絶大な人気にあります。
マレーシアやタイなどの東南アジア諸国では、「アルファード=成功者の証」というステータスが確立されており、中でも「派手なエアロパーツを装着したモデル」が非常に好まれる傾向にあります。そのため、将来的に日本から中古車として輸出される際、モデリスタ装着車は現地のバイヤー同士で争奪戦となり、驚くほど高い査定額が付くことが多いのです。
投資としてのモデリスタ
新車時にモデリスタのフルエアロセット(シグネチャーイルミブレードなども含む)を装着すると、工賃込みで40万円〜50万円以上の出費となります。
しかし、中古車市場においては、そのオプション価格の大部分が車両価値として残る、あるいはそれ以上のプラス評価になるケースがあります。つまり、購入時に高いお金を払っても、売却時にその多くが戻ってくる可能性が高い「リセールの良いオプション」の代表格なのです。
中古車を購入する際、もし予算に余裕があるのであれば、最初からモデリスタが装着されている個体を選ぶことを強くおすすめします。後から自分で新品を取り付けて塗装・装着する手間とコストを考えれば、最初から付いている車両を買ったほうがトータルではお得になるケースも多いですし、何より将来手放す際の「資産価値」を守るための強力な武器になります。
即納可能な登録済未使用車の魅力

「中古車」というキーワードで検索してヒットする40系エグゼクティブラウンジの多くが、実は純粋な意味での「中古(誰かが使い古した車)」ではありません。その大半は「登録済未使用車」と呼ばれるカテゴリーに属する車両です。これは、ディーラーが販売目標達成のために自社名義で登録した車両や、転売目的で購入されたものの即座に市場に放出された車両などを指します。
これらの車両の最大の特徴は、走行距離が極端に少ないことです。メーターを見ると「5km」や「15km」といった、工場から積載車への移動程度しか走っていない個体がざらにあります。内装を見ても、シートには新車時のビニールカバーが掛かったままで、ステアリングやシフトノブも保護フィルムで覆われていることが多く、実質的には「新車そのもの」と言って差し支えない状態です。
- 即納性: 契約から名義変更までのわずかな期間(通常2〜3週間程度)で納車可能。1年以上の納期を待つ必要がありません。
- 品質: ほぼ新車同様のコンディション。使用感や臭い、傷などを気にする必要がありません。
- 現車確認: カタログだけでなく、実際に目の前にある車を見て、色や装備を確認してから購入できます。
一方で、デメリットや注意点も存在します。まず、法的には一度ナンバー登録されているため、あなたが購入した時点で「ツーオーナー目」となります。また、次回車検までの期間は「新車登録日」から起算して3年となるため、例えば登録から半年経過している未使用車を買った場合、車検残は2年半となります。新車であれば丸々3年付いてくる車検期間が少し短くなっている点は理解しておく必要があります。
とはいえ、現在のような「お金を出しても買えない」「いつ納車されるか分からない」という異常事態において、目の前に確実に存在し、すぐ乗れる新車同然のアルファードがあるという事実は、これらのデメリットを補って余りある魅力です。多少のプレミアム価格を払ってでも、今すぐこの極上の移動空間を手に入れたい人にとって、登録済未使用車は間違いなく最良の選択肢と言えるでしょう。
40系アルファードのエグゼクティブラウンジ中古車の選び方

ここでは、高額な買い物で失敗しないための具体的な選び方や、将来売却する際のことまで見据えた戦略についてお話しします。Zグレードとの違いもしっかり押さえておきましょう。
将来のリセールバリューが高い仕様
アルファードを購入する際、多くの人が意識するのが「リセールバリュー(再販価値)」だと思います。特にエグゼクティブラウンジのような高額車両の場合、数年後にいくらで売れるかは、実質的な所有コストを左右する極めて重要な要素です。市場データを分析すると、将来的に高値売却が期待できる「鉄板仕様」というものが明確に見えてきます。
ボディカラーは「白」一択の現実

まずボディカラーですが、リセールを最優先するなら「プラチナホワイトパールマイカ (089)」が圧倒的に有利です。中古車市場やオークションにおいて、ホワイトパールは海外バイヤーからの指名買いが最も多く、ブラック(202)やプレシャスレオブロンド(4Y7)と比較して、数十万円単位で相場が高くなる傾向があります。また、ホワイトは膨張色で車体が大きく立派に見える点や、洗車傷が目立ちにくいという実用面でのメリットも評価されています。
もちろん、法人需要やハイヤー用途では重厚感のある「ブラック」も根強い人気がありますが、黒は洗車傷やスクラッチシールド特有の曇りが目立ちやすく、維持管理に気を使う色でもあります。もし「どちらでも良い」のであれば、迷わず白を選んでおくのが無難です。
内装色と必須オプション
内装色に関しては、「ニュートラルベージュ」が高級感があり、カタログのメインカラーにもなっているため人気が高いです。しかし、淡い色はジーンズの色移りや汚れが目立ちやすいため、中古車としての評価は車両の状態に大きく左右されます。一方で「ブラック」内装は汚れが目立ちにくく、ファミリー層や送迎用途での実用性が高いため、安定した需要があります。
リセールに大きく影響するメーカーオプションとして、以下の3つは押さえておきたいところです。
- スペアタイヤ: 道路事情の悪い国への輸出を考慮すると必須級。数万円のオプションですが、売却時にそれ以上の価値を生みます。
- デジタルキー: 先進装備として評価が高いです。
- ユニバーサルステップ: 家族利用を想定する層に人気があり、加点対象となります。
Zグレードとの装備や乗り心地比較

中古車選びの中で、「価格の安いZグレードでも十分ではないか?」と迷うこともあるでしょう。確かにZグレードも素晴らしい車ですが、エグゼクティブラウンジとは明確なコンセプトの違いがあります。その差を理解しておかないと、購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
タイヤサイズが決定づける「乗り味」の差
最も大きな違いであり、かつ重要なのが足回りです。Zグレードは見た目のスタイリッシュさを重視して、18インチまたは19インチの大径ホイールを装着しています。対してエグゼクティブラウンジは、あえてインチダウンした「17インチタイヤ」を採用しています。
これはコストカットではなく、明確な意図に基づいた選択です。タイヤのゴム部分(サイドウォール)を厚く確保することで、路面からの衝撃をタイヤ自体で吸収させ、サスペンションへの入力をマイルドにする狙いがあります。
さらに、エグゼクティブラウンジ専用の「周波数感応型ショックアブソーバー」と組み合わせることで、路面の継ぎ目やマンホールの段差を乗り越えた際の「突き上げ感」や「コツコツ感」を極限まで排除しています。Zグレードが「しっかりとした走り」だとすれば、エグゼクティブラウンジは「雲の上のような浮遊感」を目指しているのです。
シート機能と動線の違い
2列目シートに関しても決定的な違いがあります。Zグレードのエグゼクティブパワーシートは、十分に快適ですが、シート間に隙間があり、3列目へのウォークスルーが可能です。これは、チャイルドシートを装着した状態でも3列目にアクセスしやすいなど、子育て世代には便利なレイアウトです。
一方、エグゼクティブラウンジシートは、座席幅を最大限に広げているため、シート間の隙間がなく、ウォークスルーは不可能です。その代わり、前述したようなマッサージ機能や伸縮オットマン、脱着式パネルなどが完備されています。3列目へのアクセスよりも、2列目の住人の快適性を全てに優先させる設計思想なのです。
| 比較項目 | Executive Lounge | Z Grade |
|---|---|---|
| 2列目シート | 多機能・幅広・固定式(ウォークスルー不可) | エグゼクティブパワーシート(ウォークスルー可) |
| タイヤサイズ | 17インチ(乗り心地・静粛性重視) | 18/19インチ(デザイン・走行安定性重視) |
| 内装加飾 | 専用・鶉目(うずらもく)調など | 一般的な木目調 |
| 快適装備 | シートヒーター/ベンチレーション全部入り | 一部機能制限あり |
結論として、オーナー自身が運転することがメインで、アクティブに使いたいならZグレード。後席に大切な人を乗せる機会が多い、あるいは究極の癒やし空間を求めるならエグゼクティブラウンジ、という選び方が正解かなと思います。
購入時の注意点と保証継承の手続

高年式のアルファードを中古で購入する際、絶対に忘れてはいけない手続きがあります。それが「メーカー保証継承」です。これは、前のオーナーが持っていた新車保証(一般保証:3年6万km、特別保証:5年10万km)の権利を、次のオーナーである自分に引き継ぐための手続きです。
通常、中古車販売店で購入した場合、そのままではメーカー保証が無効になっていることがあります。保証を有効にするためには、トヨタのディーラーに車両を持ち込み、「12ヶ月点検相当」の法定点検を受ける必要があります(有料)。この点検を受けて、車両の状態に問題がないと判断されて初めて、保証書の名義が変更され、メーカー保証が適用されるようになります。
これを怠ると、万が一ハイブリッドシステムや電動スライドドア、ナビゲーションなどの高額部品が故障した際に、本来なら無料で受けられる修理が全て自費になってしまうという恐ろしい事態になりかねません。特にエグゼクティブラウンジは電装品の塊ですから、修理費が高額になりがちです。購入する際は、販売店に「保証継承の手続きはやってもらえるのか、それとも納車後に自分でディーラーに行く必要があるのか」を必ず確認してください。
スペアキーとコネクティッドサービス
また、昨今の半導体不足の影響で、新車納車時にスマートキー(電子キー)が1個しか渡されていない車両が存在します(後日メーカーから郵送されるパターン)。中古車の場合、スペアキーがちゃんと揃っているか、あるいは未着の場合はその受け取り権利がどうなっているかも確認が必要です。
さらに、ディスプレイオーディオPlusの核となる「T-Connect」契約についても、前のオーナーが解約しているか、そして自分が新規で契約(または継承)できる状態になっているかを確認しましょう。スマホでのリモート駐車やデジタルキー機能を使うためには、この契約が必須となります。
ズバット車買取比較で高額売却

さて、ここまで読んでいただいた方は、新しい40系アルファードの購入に向けてかなり具体的になってきているかと思います。そこで最後に、購入資金を少しでも多く確保するための重要なポイント、つまり「今乗っている愛車をいかに高く売るか」についてお伝えします。
多くの人は、次の車を買う販売店でそのまま「下取り」に出してしまうことが多いですが、実はこれ、非常にもったいないことをしている可能性があります。
ディーラーの下取り査定は、手続きが楽というメリットはありますが、査定額の算出基準がマニュアル化されており、中古車市場のリアルタイムな相場高騰(プレミア価格など)が反映されにくい傾向にあります。特に、アルファードのような人気車種や、カスタムカー、希少車からの乗り換えの場合、下取りと買取店での査定額に数十万円、時には100万円以上の差がつくことも珍しくありません。
そこでおすすめなのが、「ズバット車買取比較」のような一括査定サービスを利用することです。このサービスの最大のメリットは、一度の情報入力で、複数の買取業者(ガリバー、ビッグモーター、ネクステージなど)に一括で査定依頼が出せる点です。
\ 今の愛車、もっと高く売れるかも /
複数の業者が競合することで、「ウチならもっと高く買いますよ!」というオークションのような競争原理が働きます。これにより、こちらが交渉しなくても査定額が自然と吊り上がっていくのです。特に「40系アルファードに乗り換える資金にしたい」と伝えれば、業者側もあなたが本気で売却を考えていると理解し、最初から本気の金額を提示してくる可能性が高まります。
少しの手間で、次の愛車のオプション代や諸費用が賄えるほどの差額が生まれるかもしれません。賢く売却して、最高の条件で40系エグゼクティブラウンジを迎え入れましょう。
40系アルファードのエグゼクティブラウンジ中古の総括
今回は、40系アルファード エグゼクティブラウンジの中古車事情について、かなり深掘りして解説してきました。長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
現状、新車の供給不足により、中古車市場では定価を超えるプレミアム価格での取引が続いています。しかし、1年以上という気の遠くなるような納期を待つことなく、「今すぐ」ビジネスや家族との時間に最高級の快適性を提供できることの価値は計り知れません。また、世界的な需要に支えられた高いリセールバリューを考慮すれば、高い初期投資も、長い目で見れば決して損な選択ではないはずです。
特に「登録済未使用車」で「プラチナホワイトパールマイカ」「モデリスタエアロ装着済み」という条件が揃った個体は、所有満足度と資産価値の両面で最強の組み合わせと言えます。市場の動きは早いですから、もし条件に合う一台を見つけたら、それは運命の出会いかもしれません。
この記事が、あなたのカーライフをより豊かにする極上の一台との出会いに役立つことを願っています。ぜひ、後悔のない素晴らしい選択をしてくださいね。

