2023年のフルモデルチェンジにより、ヴェルファイアから8人乗りモデルが廃止された。という事実が多くの注目を集めています。
新型ヴェルファイアでは、これまで存在していた8人乗り仕様がラインアップから消え、7人乗りを中心とした構成へと大きく舵を切りました。この記事では、その背景や理由に加え、過去の8人乗りモデルに関する情報も幅広く解説します。
ヴェルファイアの8人乗りは狭い。後悔した。といった声が一部のユーザーから上がっていたこともあり、座席や内装の快適性に対するニーズの変化が、廃止の一因とも考えられます。
また、8人乗りヴェルファイアのハイブリッド車を検討していた方にとっては、今後の選択肢が中古車に限られることも無視できません。
中古市場で8人乗りを探す場合には、8人乗りモデルのヴェルファイアでのグレードの違いや装備内容をしっかり把握することが大切です。とくに、座席の構成や内装仕様がどのように変化してきたか、また8人乗りが荷物の積載性にどのような影響を及ぼすのかといった点も、購入の判断材料となるでしょう。
この記事では、新型の方針から過去モデルの特徴までを整理し、今後のクルマ選びに役立つ情報をお届けします。8人乗りヴェルファイアを検討している方や、すでに所有している方にも有益な内容となるよう構成していますので、ぜひ最後までご覧ください。
記事のポイント☝️
- ヴェルファイアの8人乗りが廃止された理由と背景
- 中古市場で入手可能な8人乗りモデルとそのグレード
- 8人乗り仕様の座席や内装、荷物積載の特徴
- 新型ヴェルファイアにおけるハイブリッドと6人乗りの主流化
8人乗りヴェルファイアが廃止された理由とは

- 新型ヴェルファイアから8人乗りはなぜ消えた?
- 8人乗りヴェルファイアでのハイブリッド車展開は?
- 8人乗りでの座席や内装仕様の違い
- 8人乗りは荷物の積載性にも影響はある?
- ヴェルファイアの8人乗りが廃止されたのはいつから?
新型ヴェルファイアから8人乗りはなぜ消えた?
新型ヴェルファイアでは、8人乗りの設定が廃止されています。その背景には、車両の進化や市場ニーズの変化、そしてトヨタのブランド戦略など、いくつかの要因が複雑に絡み合っています。
まず、新型ヴェルファイアの設計コンセプトは「上質な移動空間の提供」です。これまでのモデルでは、多人数を一度に運べる利便性を重視して8人乗り仕様が存在していましたが、現行モデルでは快適性と高級感がより優先されるようになりました。
これにより、キャプテンシートを中心とした2列目の広さと質感が強化され、結果として3列目シートの設置方法やシート数が見直されたのです。
さらに、安全性能や先進装備の拡充に伴い、車内レイアウトの自由度が減少している点も見逃せません。特に衝突安全性や電動スライドドア周辺の構造が高度化したことで、従来のようにベンチタイプのシートを設置する余地が限られてきました。そうした制約の中で、「無理に8人を乗せる」よりも「6人がゆったり乗れる」方向へとシフトしたわけです。
また、消費者の使い方にも変化が見られます。ファミリーカーとしての用途に加えて、法人ユースや送迎用途など、高級志向の顧客層が増加。乗車人数よりも1人ひとりの快適性を重視する傾向が強くなってきました。こうしたニーズに応えるために、8人乗りよりもキャプテンシート中心の7人乗りが主流となったのです。
このように、新型ヴェルファイアから8人乗りが消えた背景には、単なる「選択肢の削減」ではなく、時代の流れと顧客ニーズの変化、そして車両性能の進化が反映されているといえるでしょう。
8人乗りヴェルファイアでのハイブリッド車展開は?

かつてヴェルファイアには8人乗りのハイブリッド仕様がラインアップされていた時期がありました。特に旧型モデルでは、E-Four(電気式4WD)を採用したハイブリッド車でも、2列目をベンチシートにすることで8人乗りが可能でした。しかし、現在ではこの仕様は新車で選ぶことができません。
当時の8人乗りハイブリッドモデルは、燃費性能と多人数乗車の両立を図ったモデルとして一定の需要がありました。例えば、通勤や送迎、家族旅行など、長距離移動や日常的な使用頻度が高い家庭にとっては、ハイブリッドの燃費メリットと8人分の座席数は非常に魅力的だったのです。
ただし、こうしたモデルは車両重量が増すことで、走行性能や乗り心地に多少の影響が出ていたという面も否めません。また、3列目のスペースや快適性は、キャプテンシート仕様に比べると見劣りする部分があったのも事実です。このため、快適性を重視するユーザーや、プレミアム志向の高まりを受け、8人乗り×ハイブリッドの需要は徐々に縮小傾向となりました。
現在、ヴェルファイアのハイブリッド仕様は6人乗りに特化しており、シート配置も乗員の快適性と豪華さを重視したものに変化しています。特にエグゼクティブラウンジなどの上位グレードでは、2列目シートに独立したオットマン付きの電動キャプテンシートが標準装備されており、8人乗りを実現する余地は設計上ほとんどありません。
中古車市場を見れば、8人乗りハイブリッドの在庫はまだ存在しています。ただし、人気や希少性が高まりつつあるため、条件の良い1台を見つけるには早めの行動がカギとなります。価格やグレード構成も年式によって異なるため、慎重な比較検討が求められます。
このような背景から、8人乗りのヴェルファイアでハイブリッドを選びたい場合は、中古車を探すという選択肢に限られてくるのが現状です。
8人乗りでの座席や内装仕様の違い

8人乗り仕様のヴェルファイアは、基本的に2列目に3人掛けのベンチシートを採用している点が大きな特徴です。これに対して6人乗り仕様では、2列目がキャプテンシートになっており、それぞれの座席が独立した快適性を持っています。座席レイアウトの違いは、乗車定員の差だけでなく、内装全体の使い勝手や高級感にも大きく影響します。
まず、2列目のシート構成によって、室内空間の印象が大きく変わります。8人乗りの場合は、真ん中の座席を使用することで定員を増やせる一方、1人あたりのスペースがやや狭くなる傾向があります。特に成人男性が3人横並びに座る場合、長時間の移動ではやや窮屈に感じることもあるでしょう。これにより「ヴェルファイア 8人乗り 後悔 狭い」という声が出てくるのです。
また、内装の質感や装備面にも違いがあります。6人乗り仕様では、2列目のキャプテンシートに電動調整機能やオットマン、シートヒーターなどが装備されているグレードもあり、上質さを追求した設計が見られます。一方で、8人乗りではベンチシートゆえにそうした快適装備が制限されるケースが多く、ラグジュアリー感は控えめです。
さらに、2列目のシートアレンジ性にも注目する必要があります。8人乗りのベンチシートは背もたれを倒して荷室にアクセスしやすくするなど実用面では優れていますが、ウォークスルーができないため、3列目へのアクセスが多少不便になります。6人乗りの場合はシートの間を通って3列目に行けるので、子どもや高齢者が乗る家庭では特に便利です。
こうした違いを考慮すると、8人乗りは定員を重視した構成である一方、快適性や上質さでは6人乗りに軍配が上がると言えるでしょう。使い方や家族構成に応じて、自分に合ったシート仕様を選ぶことが重要です。
8人乗りは荷物の積載性にも影響はある?

8人乗りのヴェルファイアは、多人数を乗せられる反面、荷物の積載性においては制限が出てきます。特に3列目シートを使用してフル乗車する場合、荷室スペースはかなり限られたものになり、旅行用の大型スーツケースやベビーカーなどの積載には工夫が必要になります。
通常、ヴェルファイアのような大型ミニバンは、3列目シートを格納することで広い荷室空間を確保できるようになっています。ただし8人フルで乗車すると、シートを倒すことができず、荷物の置き場が圧迫されるため、実用面での制約が大きくなります。このような場面では、ルーフキャリアや後付けのカーゴボックスを活用するケースも見受けられます。
また、2列目がベンチシートである8人乗り仕様は、座席下の収納スペースが限られている点も見逃せません。キャプテンシート仕様では、座席間に小型の荷物を置けるスペースがあるなど、収納の自由度が高い設計になっている場合が多いです。しかし、8人乗りではシートが一体化しているため、荷物の配置に柔軟性がありません。
さらに、8人乗りを選ぶ方の中には「大人数でのお出かけ」を想定している人も多いでしょう。その場合、全員分の荷物を載せる必要があり、荷室容量の少なさが大きなネックになります。とくに冬季のスキー旅行や、夏のアウトドアレジャーなどでは、荷物の量が増えるため積載力に対する不満が出やすい傾向があります。
荷室の使い方としては、3列目シートを片側だけ跳ね上げて半分だけ収納スペースを作る「片側フルラゲッジ化」というテクニックもありますが、それでも荷物が多いと積みきれないケースもあるため注意が必要です。
結果として、8人乗りヴェルファイアは人を多く乗せる目的には向いていますが、荷物を多く積む場面では限界があるため、用途に応じて車両の使い方を工夫する必要があります。場合によっては、別の車で荷物を運ぶなどの対応が求められるかもしれません。
ヴェルファイアの8人乗りが廃止されたのはいつから?

ヴェルファイアの8人乗り仕様が廃止されたのは、2023年6月にフルモデルチェンジされた新型モデル(40系)が登場してからです。これ以降、メーカー公式のカタログにおいては8人乗りの設定がなくなり、6人乗りまたは7人乗りのみのラインナップとなっています。
それ以前の30系モデルまでは、グレードによって8人乗りが選べる仕様が存在していました。特にGグレードやXグレードなどの一部に設定があり、3列目まで含めて最大8名が乗車可能なミニバンとしてファミリー層を中心に人気を集めていました。
ただ、近年の自動車市場においては、乗員数の多さよりも快適性やラグジュアリー性を重視する傾向が強まっており、ミニバンにおいてもその流れは無視できないものとなっています。
また、安全性能や内装の質感向上といった理由から、最新型ではキャプテンシートの導入を基本とし、シート1つひとつの快適性を優先した設計にシフトしています。この流れの中で、ベンチシートによる8人乗り仕様は、車内の自由度や高級感の面でやや時代遅れと見なされるようになったのかもしれません。
さらに、販売戦略の面からも、8人乗りの需要が一定数を下回ったことも要因と考えられます。実際の販売現場では、6人乗りや7人乗りの方が選ばれるケースが多く、メーカーとしても効率化のために仕様を絞った可能性があります。
このような背景から、2023年モデルチェンジ以降は新車での8人乗り購入は不可能となり、現在では中古車市場で過去のモデルを探すしか方法がない状況です。家族構成や用途に応じて8人乗りを検討している方は、早めに中古車情報をチェックすることが求められます。
ヴェルファイアから8人乗りが廃止された後の選択肢

- 8人乗りヴェルファイアの中古車はどのグレードか
- ヴェルファイアの8人乗りで後悔した?狭いと感じる人も
- 8人乗りのメリット・デメリット
- 中古車選びで注意すべきポイント
- ヴェルファイア以外の8人乗り候補車とは?
8人乗りヴェルファイアの中古車はどのグレードか
現在、中古車市場で8人乗り仕様のヴェルファイアを探す際は、主に30系モデルの特定グレードが対象となります。具体的には、「Xグレード」「Zグレード」「Gグレード」など、主に標準系グレードの一部に8人乗り設定がされていました。
特にエントリーモデルであるXグレードは、価格を抑えつつ最大8人が乗れるという点でファミリー層に人気がありました。布製シートやシンプルな装備が特徴で、日常使いを重視する人には十分な内容です。
一方、ZグレードやGグレードはやや装備が充実しており、8人乗りでもある程度の快適性やデザイン性が確保されている点が評価されていました。
注意したいのは、全てのグレードに8人乗り設定があるわけではないという点です。同じグレード名でも年式や仕様によっては7人乗りや6人乗りのみの設定というケースもあるため、中古車を選ぶ際は「8人乗りシート仕様」であることを販売店にしっかり確認することが重要です。
特に2列目シートがキャプテンシートであれば8人乗りではなくなるため、内装写真や実車のチェックも欠かせません。
また、ハイブリッドモデルでは8人乗りの設定が少なく、ガソリン車のほうが選択肢が多い傾向にあります。ハイブリッド車を希望する場合、選べるグレードが限られるため、年式や装備内容の優先順位を見直す必要が出てくるかもしれません。
中古車としての価格相場は、走行距離や年式、装備内容によって幅がありますが、8人乗りという条件が加わることで選べる台数が限られるため、希望条件に合う車両を見つけたら早めの判断が求められます。特に大人数での移動が必要な家庭にとっては、今のうちに状態の良い8人乗りモデルを確保しておくことが賢明です。
ヴェルファイアの8人乗りで後悔した?狭いと感じる人も

ヴェルファイアの8人乗り仕様は、一見すると「たくさん乗れるから便利」といったイメージを持たれやすいものの、実際に使用してみると狭さを感じて後悔するという声も少なくありません。特にこの傾向は、2列目シートに3人掛けのベンチシートが採用されているタイプに多く見られます。
その理由の一つが、2列目シートの快適性です。7人乗りであればキャプテンシートが採用され、ひとりずつ独立した座席でゆったりと座ることができます。しかし8人乗りではベンチシートとなるため、中央の席に座る人が左右から圧迫されることが多く、長距離移動では疲れやすくなります。
また、シートそのものの横幅にも限界があるため、大人3人が並んで座ると肘がぶつかる、体勢が不自然になるといった不満も出がちです。
さらに、3列目シートのスペースについても注意が必要です。定員通りに8人乗った場合、3列目には大人2人が座ることになりますが、足元空間が限られているため、ゆったりとした乗車感は得にくいかもしれません。子どもであれば問題は少ないかもしれませんが、大人が長時間座るにはやや厳しい構造です。
こうした理由から、「確かに8人は乗れるけれど、全員が快適に過ごせるわけではない」という印象を持つ人が一定数います。乗車人数が多い家庭には便利な仕様ですが、実際に頻繁に8人フル乗車をする場面がどれくらいあるのか、改めて検討してみることも重要です。
もし8人乗りの必要性がそれほど高くない場合、7人乗りの快適性を優先した方が満足度は高くなる可能性があります。乗車人数と快適性のバランスをしっかり見極めたうえで、選択することが後悔しないポイントといえるでしょう。
8人乗りのメリット・デメリット

8人乗り車両は、一度に多くの人を運べるという点で非常に便利です。ヴェルファイアのようなミニバンにおいては特に、家族が多い家庭や友人とのレジャーを想定している人には魅力的な仕様です。3列シートで合計8人が乗れる構造は、普通車ではなかなか実現できない広さです。
メリットとしては、何と言ってもその「定員の多さ」が挙げられます。たとえば、親世帯と子世帯の家族旅行、友人グループでのキャンプ、学校行事の送迎など、複数人での移動が必要なシーンで活躍します。また、2列目の中央シートを倒してアームレストやカップホルダーとして使うなど、乗車人数に応じた柔軟な使い方も可能です。
一方で、デメリットもあります。その一つが「快適性の低下」です。ベンチシート仕様により、2列目の中央席や3列目の座席が狭くなりがちで、乗る人によっては窮屈さを感じることがあります。特に長距離移動時には、この不快感が蓄積しやすく、乗車中のストレスにつながる場合もあります。
さらに、荷物スペースの確保も課題です。8人がフル乗車した状態では、ラゲッジスペースが圧迫され、スーツケースやベビーカーといった大きめの荷物を積む余裕がなくなることも考えられます。荷室の広さを求めるなら、7人以下での運用や座席アレンジが求められるかもしれません。
また、8人乗りはシートが固定されていることが多く、キャプテンシート仕様に比べるとシートアレンジの自由度もやや制限される傾向にあります。この点も使用目的によってはデメリットとなり得ます。
つまり、8人乗りは「乗車人数重視」の使い方には適していますが、「快適性」「荷物の積載性」「シートアレンジの自由度」といった点では妥協が必要になる場面もあります。使い方やライフスタイルに合っているかを慎重に検討したうえで選ぶことが大切です。
中古車選びで注意すべきポイント

中古車市場でヴェルファイアの8人乗りモデルを探す場合、価格や年式だけに注目するのではなく、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。見落としがちな点に注意を払うことで、購入後のトラブルや後悔を未然に防ぐことができます。
まず確認したいのは、車両の状態です。年式や走行距離が近い車でも、前オーナーの使い方によって傷み具合に差が出ることがあります。外装・内装の傷や汚れだけでなく、シートのヘタリ、2列目・3列目のシート機構の動作確認など、実際に現車を見る機会があれば細かくチェックしましょう。
特に8人乗りモデルは多人数での使用が前提となるため、シートの劣化やフロアマットの擦れが目立つこともあります。
次に重視すべきなのが整備記録の有無です。定期点検がしっかり行われていたか、事故歴や修復歴があるかどうかは、車の安全性や今後のメンテナンスコストに大きく関わります。整備履歴が残っている車両であれば、今後のトラブルリスクをある程度回避することが可能です。
また、グレードや装備の確認も見逃せません。同じ8人乗りでも、グレードによってシート素材、ナビ、電動スライドドアの有無などが異なります。特にファミリー層にとっては後席の快適装備や安全支援機能が充実しているかどうかが大きなポイントになるため、価格とのバランスを見て選びましょう。
そして、車検の残期間や保証の内容も事前に確認しておくと安心です。車検が残っている車であれば、購入後すぐの出費を抑えることができ、保証付きの販売店であれば万が一の際にも修理費用の負担が軽減されます。
最後に、購入先の信頼性も重要です。できれば中古車販売に実績がある店舗を選び、ネットの評判やレビューも参考にすることをおすすめします。価格だけで決めず、総合的な視点で比較検討することが失敗しない中古車選びの鍵です。
ヴェルファイア以外の8人乗り候補車とは?
ヴェルファイアの8人乗りが新型から廃止された現在、同様の機能性を求めるユーザーにとって代替となる車種を知っておくことは重要です。用途やライフスタイルに合った候補車を見つけることで、選択肢が広がり、納得のいく買い物につながります。

まず代表的な候補として挙げられるのがトヨタ アルファードです。ヴェルファイアと姉妹車の関係にあり、同じくラグジュアリーミニバンとして高い人気を誇ります。旧型モデルには8人乗り仕様も存在しており、内装の質感や装備面でもヴェルファイアと大きな差はありません。

次に注目したいのがホンダ ステップワゴンです。この車はミニバンの中でも特に実用性に優れており、低床設計によって乗り降りのしやすさが特徴です。8人乗り仕様が主流で、荷室の広さやシートアレンジの多様性も高く、ファミリー層にとって魅力的な1台です。

また、日産 セレナも検討に値します。セレナはミニバン市場で長年の実績があり、全車8人乗りが基本設定になっているモデルも多いです。e-POWER(ハイブリッド)搭載車であれば、燃費性能にも期待できます。
さらに、少し大きめの車体を希望する場合はトヨタ ハイエース ワゴンも視野に入るでしょう。乗車定員が10人のタイプもありますが、8人乗りとしての使い方にも十分対応できます。商用車ベースではあるものの、広大な室内空間はレジャーや送迎用途で高く評価されています。
このように、ヴェルファイアに代わる8人乗り車両は複数存在しますが、それぞれに特徴があります。車内の広さ、快適性、燃費、安全装備など、重視するポイントを明確にした上で候補車を比較してみると、自分にとってベストな1台が見えてくるはずです。
8人乗りヴェルファイアの廃止背景と今後の選び方
最後に記事のポイントをまとめます☝️
- 新型ヴェルファイアは2023年のフルモデルチェンジで8人乗りを廃止
- 快適性と高級感を重視した結果、キャプテンシート中心の7人乗りに移行
- 安全装備や車体構造の進化で8人乗りレイアウトが困難になった
- 法人利用やプレミアム需要の増加により個別の快適性が優先された
- 旧型ではハイブリッド車にも8人乗り設定が存在した
- 現行モデルでは8人乗りハイブリッドは新車で選べない
- 2列目がベンチシートの8人乗りは内装の豪華さがやや控えめ
- 3列目を含めたフル乗車時には荷物スペースが大幅に減る
- ベンチシート仕様は3列目へのアクセス性がやや劣る
- 8人乗りは快適性を妥協してでも定員数を優先したい方向け
- 30系モデルの「X」「Z」「G」などが8人乗りグレードに該当
- 中古車選びでは年式・内装・整備履歴を細かく確認する必要がある
- 使用歴により中古の8人乗り車はシートの劣化が目立つ場合もある
- ヴェルファイア以外にもアルファードやセレナが8人乗り候補になる
- ライフスタイルに合わせた快適性と実用性のバランスが選定のカギ