【2025年最新】スズキ新型ソリオを徹底解説！価格や納期、7人乗りの噂は？

2025年に大きな改良が加えられたスズキの新型ソリオに注目が集まっています。

今回のモデルチェンジに関する発売日や価格はもちろん、気になる最新の納期情報、おすすめの人気色、質感が向上した内装の詳細まで、購入前に知りたい情報を網羅的に解説します。また、たびたび噂される7人乗り仕様の真相や、一部で聞かれる燃費悪いという評価は本当なのか、その実力にも迫ります。この記事を読めば、ソリオ 新型 2025の全てが分かります。

2025年新型ソリオの注目ポイントを解説

• 改良後の発売日は2025年1月16日
• グレード別の価格と改定内容
• 新旧モデルの外観デザインを比較
• 新型ソリオの内装の質感と装備
• おすすめの人気色とボディカラー

改良後の発売日は2025年1月16日

待望の改良モデル、新型ソリオおよびソリオバンディットは、2025年1月16日に正式に発売されました。この発売に先立ち、2025年1月10日から開催された「東京オートサロン2025」では市販予定車が先行公開され、多くの自動車ファンの注目を集めました。

2020年12月のフルモデルチェンジから約4年を経て実施された今回の一部仕様変更は、マイナーチェンジと呼ぶにふさわしい大規模なものであり、デザインからパワートレイン、安全装備に至るまで多岐にわたるアップデートが行われています。

グレード別の価格と改定内容

新型ソリオは、装備の充実化に伴い価格が改定されました。特に、これまで設定のなかったマイルドハイブリッドシステムが全グレードに標準搭載されたことで、エントリーグレードの価格が大きく変更されています。

主なグレードの価格（2WD・オーディオレス仕様車）は以下の通りです。

モデル	グレード	駆動方式	価格（税込）	旧モデル比（参考）
ソリオ	HYBRID MG	2WD	1,926,100円	+278,300円
	HYBRID MX	2WD	2,051,500円	+129,800円
	HYBRID MZ	2WD	2,248,400円	+154,000円
ソリオバンディット	HYBRID MV	2WD	2,303,400円	+178,200円

注意点 4WDモデルやメーカーオプションの「全方位モニター付メモリーナビゲーション」装着車は価格が異なります。また、これらの価格にはリサイクル料金や登録諸費用は含まれていません。

価格は上昇しましたが、後述する安全装備の進化や電動パーキングブレーキの採用などを考慮すると、むしろコストパフォーマンスは向上したと評価する声も多く聞かれます。

新旧モデルの外観デザインを比較

今回の改良で最も分かりやすい変更点が、フロントマスクのデザイン刷新です。

標準ソリオの変更点

標準モデルのソリオは、フロントグリルにあるメッキの配置を横方向に広げ、より伸びやかで堂々とした印象に進化しました。旧モデルの親しみやすいデザインを継承しつつ、上質感がプラスされています。

ソリオバンディットの変更点

一方、カスタムモデルのソリオバンディットは、より大胆な変更が加えられました。大型のグリルと立体的なメッキ加飾が特徴で、高級ミニバンのような押し出し感の強い、存在感のあるデザインへと生まれ変わっています。

この迫力あるデザインは、SNSなどでも「いかつい」「アルファードのようだ」と大きな話題を呼びました。

従来モデルのバンディットは、カスタム仕様としてはやや大人しいという意見もありました。新型では、そうしたユーザーの声に応え、より個性を重視したデザインが採用されたと言えるでしょう。

新型ソリオの内装の質感と装備

新型ソリオの内装は、基本的なレイアウトや広さを維持しつつ、質感の向上と装備のアップデートが図られています。

インパネ周りでは、ソリオはブラウン、ソリオバンディットはチタンシルバーのオーナメントが採用され、より洗練された雰囲気を演出。視認性の高いセンターメーターや、オプションで選択可能な9インチの大型ナビゲーションは引き続き魅力的なポイントです。

また、ソリオの強みである広大な室内空間と使い勝手の良いシートアレンジは健在。後席は165mmのロングスライドと最大56度のリクライニングが可能で、大人が乗っても足元には十分なゆとりがあります。

注目の快適装備

• 電動パーキングブレーキ＆ブレーキホールド：上位グレードに採用され、渋滞時や信号待ちでの負担を大幅に軽減します。
• スリムサーキュレーター：室内の空気を効率よく循環させ、後席でも快適な温度を保ちます。
• スズキコネクト対応：スマートフォンからエアコン操作やドアロックができるなど、利便性が向上しました。

ただし、一部で要望のあったステアリングヒーターは今回も設定が見送られており、この点は注意が必要です。

おすすめの人気色とボディカラー

新型ソリオではボディカラーのラインナップにも変更がありました。特に注目なのは、新色の「スピーディーブルーメタリック」です。ソリオにはガンメタリックとの2トーンルーフ仕様が、ソリオバンディットにはモノトーンが新たに設定され、選択の幅が広がりました。

もちろん、リセールバリューなどを考慮すると、定番の「ピュアホワイトパール」や「スーパーブラックパール」が依然として高い人気を維持することが予想されます。

カラー選びのポイント 長く乗ることを考え、汚れが目立ちにくいシルバー系や、個性を表現できるカーキやレッド系を選ぶのも良いでしょう。バンディットに設定されている2トーンルーフ仕様は、よりスタイリッシュな印象を与えたい方におすすめです。

2025年 新型ソリオの購入前に知りたい情報

• 進化した安全装備デュアルセンサーブレーキサポートⅡ
• 新型は燃費 悪い？3気筒エンジンの実力
• ソリオに7人乗りの設定はあるのか？
• 最新の納期は2ヶ月から3ヶ月が目安
• おすすめの買い得グレードはこれ
• ライバル車ルーミーとの違いを比較
• 総括：2025年発売の新型ソリオは買いなのか

進化した安全装備デュアルセンサーブレーキサポートⅡ

新型ソリオの大きな進化点の一つが、先進安全装備のアップデートです。衝突被害軽減ブレーキが、従来の「デュアルカメラブレーキサポート」から、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた「デュアルセンサーブレーキサポートII」に進化しました。

これにより、検知対象が車両や歩行者に加え、自転車や自動二輪車にも拡大。さらに、交差点での右左折時など、より複雑なシーンでの検知にも対応し、安全性が大幅に向上しています。

新たに追加された主な安全・運転支援機能

• 車線維持支援機能：高速道路などで車線中央付近の走行を維持するようサポートします。
• ブラインドスポットモニター：車線変更時に後側方から接近する車両を検知して知らせます（上位グレード）。
• 低速時ブレーキサポート（前後）：駐車時などの低速走行における衝突回避・被害軽減をサポートします。
• ACCに停止保持機能を追加：アダプティブクルーズコントロール作動時に、先行車に続いて停止した後、ブレーキを保持する機能が追加されました（上位グレード）。

これらの機能拡充により、運転が苦手な方や長距離を運転する機会が多い方にとって、より安心で快適な一台になったと言えるでしょう。

新型は燃費 悪い？3気筒エンジンの実力

一部で「燃費 悪い」という声も聞かれるソリオですが、新型モデルではパワートレインが一新され、燃費性能が向上しています。最大の変更点は、新開発の1.2L 直列3気筒「Z12E型」エンジンへの換装です。

従来の4気筒エンジンから3気筒に変更されたことで、燃焼効率が高められました。その結果、WLTCモード燃費は2WD車で22.0km/Lを達成。これは旧モデルのマイルドハイブリッド車（19.6km/L）から10%以上の改善であり、燃費性能はむしろ向上しています。

3気筒エンジンの注意点 一般的に3気筒エンジンは、4気筒に比べて加速時などに特有の振動やノイズが出やすいとされます。

新型ソリオもアクセルを強く踏み込んだ際にはやや粗いノイズが感じられる場面がありますが、日常的な走行ではほとんど気にならないレベルに抑えられており、多くのユーザーにとってネガティブな要素にはならないでしょう。

結論として、新型ソリオの燃費性能はコンパクトハイトワゴンとして非常に優秀であり、「燃費が悪い」という評価は当てはまらないと言えます。

ソリオに7人乗りの設定はあるのか？

まず結論から言うと、2025年現行モデルのソリオに7人乗りの設定はありません。
ソリオおよびソリオバンディットの乗車定員は、全グレードで5名です。

では、なぜ「7人乗り」の噂が絶えないのでしょうか。その理由は主に以下の2点です。

1. スライドドアを備えたミニバンのようなデザインから、「3列シートも設置できそう」という期待感があること。
2. 「コンパクトで取り回しの良い7人乗りが欲しい」というファミリー層からの根強い需要があること。

しかし、ソリオの全長（3,810mm）では物理的に3列目シートを設置するための十分なスペースを確保するのは困難です。7人乗りを実現するには、大幅なボディサイズの拡大が必須となります。

もしスズキ車で7人乗りを希望する場合、選択肢はトヨタ「ノア」のOEMモデルである「ランディ」一択となります。また、ソリオに近いサイズ感で7人乗りを探すなら、トヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」が直接のライバルとなるでしょう。

最新の納期は2ヶ月から3ヶ月が目安

販売店からの情報によると、2025年5月時点での新型ソリオの納期は、おおむね2ヶ月〜3ヶ月程度が目安とされています。ただし、これはあくまで目安であり、状況は常に変動します。

納期が変動する要因

• 人気グレードやカラー：特定のグレードやボディカラーに注文が集中すると、納期が長引く傾向があります。
• メーカーオプション：全方位モニター付ナビなどのメーカーオプションを選択すると、生産の都合上、納期が延びることがあります。
• 販売店の受注状況：契約する販売店が抱えるバックオーダーの数によっても納期は変わります。

なお、2025年5月1日以降の登録車は自動車重量税の減免措置が変更になる点も注意が必要です。購入を検討している方は、少しでも早く販売店に相談し、最新の納期情報を確認することをお勧めします。

おすすめの買い得グレードはこれ

豊富なグレードラインナップの中で、特にコストパフォーマンスに優れ、最も買い得感が高いと評価されているのが、標準ソリオの上級グレード「HYBRID MZ」です。

その理由は、中間グレードの「HYBRID MX」との価格差と装備内容のバランスにあります。MXに対して約20万円の価格差で、以下の魅力的な装備が追加されます。

• 電動パーキングブレーキ＆ブレーキホールド
• ブラインドスポットモニター＆リヤクロストラフィックアラート
• 右側ワンアクションパワースライドドア
• LEDヘッドランプ（MXではオプション）
• パドルシフト
• 本革巻ステアリングホイール

これらの装備は個別に装着すると20万円を大きく超える価値があり、特に安全性と快適性を高める機能が充実している点がポイントです。デザインに強いこだわりがなければ、ソリオバンディットよりも割安な価格でほぼ同等の快適・安全装備が手に入る「HYBRID MZ」は、非常に賢い選択と言えるでしょう。

ライバル車ルーミーとの違いを比較

コンパクトハイトワゴン市場でソリオの最大のライバルとなるのが、トヨタ「ルーミー」です。両車を比較検討している方も多いでしょう。ここでは主な違いを表にまとめました。

項目	スズキ ソリオ	トヨタ ルーミー
パワートレイン	1.2L 3気筒マイルドハイブリッド	1.0L 3気筒（NA/ターボ）
燃費 (WLTC)	22.0km/L (2WD)	18.4km/L (NA/2WD)
室内長	2,500mm	2,180mm
室内幅	1,420mm	1,480mm
安全装備	検知対象が広く、機能も豊富	基本的な機能は備えるがやや古い世代
特徴	走行性能、燃費、安全装備に優れる	室内の横幅、収納の工夫、価格帯が魅力

まとめると、走行性能の余裕や燃費、最新の安全装備を重視するならソリオが優位です。

一方で、価格の手頃さや室内の横方向の広さ、細かな収納の使い勝手を重視するならルーミーに軍配が上がります。

どちらの車が自分のライフスタイルに合っているか、じっくり比較検討することが重要です。

総括：2025年発売の新型ソリオは買いなのか

• 2025年1月16日に大規模な改良モデルとして発売された
• 全グレードにマイルドハイブリッドが標準搭載され価格が改定
• 標準ソリオは上質に、バンディットは迫力あるデザインに進化した
• 内装はオーナメント変更で質感を向上、広さや使い勝手は維持
• 新色スピーディーブルーメタリックが追加されカラー選択肢が拡大
• 安全装備がデュアルセンサーブレーキサポートIIに進化し安全性が向上
• 車線維持支援やブラインドスポットモニターなど新機能が追加
• エンジンが新開発の1.2L 3気筒になり燃費が22.0km/Lに向上
• 燃費性能は旧モデルより優れており「燃費が悪い」という評価は当てはまらない
• 7人乗り仕様の設定は無く、乗車定員は5名
• 現在の納期目安は2ヶ月から3ヶ月程度だが変動の可能性あり
• 買い得グレードは装備が充実した標準ソリオの「HYBRID MZ」
• ライバル車のルーミーと比較すると走行性能や安全装備で優位に立つ
• コンパクトな車体ながら運転しやすく、室内の快適性が非常に高い
• 運転支援機能の充実はファミリー層や長距離運転する人に最適